今回は190Eのドアハンドルのパッキンを交換します。30年経つと劣化してボロボロになったり色褪せしたりして、ボディが綺麗だと余計に目立ってきます。
まずはドアハンドルを取り外していきます。汚れがパッキンとボディの間で溜まってますね。清掃と軽く磨いてから交換です。
左が新しいガスケット、右が古いガスケットです。
今回の車両に取り付けられていたものは33年経った車にしては比較的痛みは少ないですが、色褪せがありました。汚れも蓄積されてます。
交換後の写真です。パッキンが綺麗になり、引き締まった感じになります。
ドアハンドルパッキンも値段が高くなってしまいました。定価が高いので、ついでにどうですか?とは中々言いづらいような...。まだ生産されてるだけありがたいことなのでしょうが!
お車のメンテナンス等、お気軽にご相談ください!
W201 190E 2.5-16V
ボディコーティングを実施しました。塗装の痛みは大きくひどくはないのですが、長年蓄積された汚れやシミなどがかなり酷く固着している車両でした。
16Vやスポーツラインなどはリアスポイラーが特徴ですが、今回は取り外して細かく作業を実施します。
通常工程の磨き作業を3回以上、細部まで磨き込みます。
段々とブルーブラックの美しい輝きが出てきました。くすんだ色合いだと微妙な感じですが、輝くブルブラは本当に綺麗です。キャビアのような輝きを✨
いよいよ最終工程です。今回は塗装の痛みはないのでガラスコーティングを実施します。塗装の状態が悪い悪い車ですと、ガラスコートが塗装に染み込んでしまい役目を果たしません。そういった車両の場合は、磨いた後にワックスなどを使います。
施工後です。艶立ちがとても良いです。美しい状態のメルセデスは気持ちいいですね。コーティングはベンツに限らず、国産車の軽から輸入車まで幅広く対応できます。(一部大型車両・特殊車両除く)
大切な愛車へのケアに如何でしょうか?
ぜひ一度お問い合わせください🙏
まずはフロントから開始しました。
かなり固着していて、手こずってしまい、外したパーツと着地した姿のみです🙇
部品の数こんなものかって思うでしょうが、意外と大変でした。ブッシュ関係の固着具合😓
ロアアーム、スタビライザー、ショック、アッパーマウント、バンプラバー、ダストブーツ、タイロッド、スプリングシム、ステアリングダンパー、ハブベアリング、前後ブレーキ、マウント などなど。
アライメントもきっちりやります。
次はリアのリフレッシュです。リアはどこまでやるかの内容によってはかなり曲者です。今回はサブフレームのブッシュも交換をするため、メンバも落ろしました。錆止め塗装も行うので、SSTを使えば降ろさずにも交換できますが、今回は降ろしてドンガラ作業!?
年式なりのヤレがあります。思ったより、メルセデスのマルチリンクと呼ばれる部分は痛んでおりませんでした。もちろんここまで来るのにマフラーとプロペラシャフトも外します。
リアのナックルブッシュ、ボールジョイントも交換です。こちらはSSTを使用。SSTはないと、かなりバラすので大変です😓 この部分はかなり痛んでますね。大抵の190Eは新車から一度も替えてないでしょう!交換をお勧めします♪
マルチリンクももちろん交換して、ロアアームやらスプリングなど色々と細かいところも作業。
やっと組み付けが完了です。下回りのアンダーコートも実施。デフオイル交換やレベライザーショックも交換したので、ハイドロオイルも交換しました。
190Eシリーズは当時のメルセデスの中でも、コンパクトシリーズ。今回は2.5-16Vの特殊なモデルでしたが、通常グレードでも同様の素晴らしい作り込み。今同じような車作りをしろとなったら、自動車メーカーも大変ですね。その分今回のようなリフレッシュ作業もお時間がかかりますが、まだメルセデスベンツは特殊な部分を除き、社外良品でも交換可能です。
足回りリフレッシュはパリッとあの頃の乗り味が蘇ります!
もし長くお付き合いしたいと思う、メルセデスベンツございましたら、是非一度ご相談ください!
今回は190E 2.5-16V
リアに搭載された油圧システム、ハイドロショック
レベライザーショックとASDと呼ばれるデフの制御機構となっているコントロールバルブのロッドの交換を行いました。
ロッドは、純正以外も流用可能なようですが今回は純正を取り寄せました。
このバルブからの油漏れも少なくないと思います。
バルブもまた新品が出ます。
W201は16VやASD車両のみでしょうが、
W124になると500やワゴンなどにも搭載されている機構です。
一度点検をしてみてください。
ハイドロオイルのオイル漏れは注意が必要です。
車に使用されるオイルの中でも、攻撃性が高いものです。
点検などのお問い合わせ、歓迎です!お気軽にご連絡ください!